独学の苦労。そして試験は不合格

どうにか始めたのですが、独学での行政書士の勉強は散々たるものでした。

まず参考書(テキスト)を使い、様々な法律を覚えていきますが、中々理解できません。
簡単な基礎知識なら問題ありませんが、民法や判例関係の問題だと迷宮入りしてしまいます。

もちろん私自身の知識の問題もありますが、それにしても独学で合格する難しさを肌で感じてしまいました。


これは後々知ったことなのですが、知り合いの行政書士の講師に聞いたところ、「市販されている参考書は、学校関係者が書いているものなので、学校に来てもらうための宣伝として書いている。合格させる内容にはなっていない」んだそうです。
「それで合格させてしまえば学校経営が成り立たなくなる」ともいっていました。これは常識だそうです。

そのときは驚きましたが、確かにきちんと考えればわかることですね。
今振り返っても、当時は本当に何も考えていなかったとつくづく感じます。


また、法改正やカリキュラムに関してはほとんど無視して勉強していました。
そしてついに、これは素人には不可能だと諦めました。
どのような手順で勉強していけば良いか、まったくわかりませんし、法改正も膨大にある全てを覚えなくてはいけないので、対応するのは無理だと思いました。

さらに、一番私が苦労したのは、働きながら独学で勉強することです。
この時はバイトも継続して、なおかつ複数掛け持ちしていたので、勉強時間があまり取れません。
しかも独学は非効率な勉強になってしまいますから、通常の何倍、何十倍もの勉強時間が必要になります。


朝を起きて1時間程度勉強し、バイトに行く、そして帰ってきて2時間程度勉強し、2件目のバイトに行く。
このような毎日の繰り返しでした。

これが想像以上に大変で、疲れた体で勉強しても身が入らず、さらに非効率な勉強で先に進まない。
挫折しそうになりましたが、何とか試験まで持ちこたえることは出来ました。

この年、はじめての行政書士試験を受けることになりますが、正直なところ合格はほぼ不可能だと思っていました。
市販されている予想問題集もほとんど出来ませんし、基礎知識すらままならない状態でしたから、どう考えても受けるだけ無駄というレベルです。

しかし、行政書士の試験の雰囲気だけでも味わったほうが今後に繋がると思い、一応受けてはみました。
言うまでもなく、結果は不合格。やはり合格率1桁台の行政書士試験は簡単にはいきませんでした。


ただ、教訓を得ることはできました。

「独学では合格するのには何年、年十年かかるかわからない」
「教材やカリキュラム、法改正など多くの問題がある」など、学んだことも決して少なくありません。
そして次の行政書士試験に向けて、勉強法をしっかりと考えなくてはいけないとわかったことが、このときの最大の収穫でした


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