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合格率と難易度は比例するのか?

■そもそも楽に合格する国家資格などあるのか?


国家資格取得のためには、専門的な勉強が必要です。
マンガやTVドラマをキッカケにして、行政書士の仕事に興味を持った方、案外多いと思います。私も以前、テレビで『特上カバチ!』が放映されている間は、妻の経営する美容院のお客さまや知人から、仕事内容や稼ぎについて質問されることが多くなりました。
そして、大まかにご説明すると『それならオレもやってみようかな?』という方が必ずいらっしゃいますが、試験についてお話するとほとんどの方が『それは難しそう』となります。

このページを読んでくださっている方の中にも、
『行政書士の国家試験に合格するのってどのくらい難しいの?』
という素朴な疑問をお持ちの方は多いと思います。

インターネット上には、さまざまな情報がありますが、【行政書士】の【難易度】について説明しているサイトの多くは、合格率をベースにして、難易度を語っているようです。


◆人気の独立系資格の合格率

資格名 合格率 合格者数 受験者数
司法書士 3.5% 794名 22,494名
社会保険労務士 5.4% 2,666名 49,292名
行政書士 10.1% 5,597名 55,436名

でも、ここで私はあえて申し上げたいのです。合格率は、ほとんど参考にならないと。


その理由は、受験者の質です。基本的にどの資格についても、全くの勘違いで受験している方、全くの独学で勉強している方など、さまざまな受験生がいるので、合格率だけで単純に難易度を比較するのは無理があると思います。


確かに独立系と言われる【司法書士】【社会保険労務士】【行政書士】などの国家資格は難易度が高いと言われています。

◆難易度のイメージ(上位ほど難しい)
■司法試験

■司法書士・公認会計士

■社会保険労務士・行政書士

■ファイナンシャルプランナー


もちろん出題範囲は広いですし、試験は難しいのですが、既定の点数だけとれば合格者数がどれだけ多くても合格できるわけなので、大学受験のようないわゆる”倍率”は関係ありません。

つまりは、きちんとした”受験知識”、そして”計画的な学習”さえ行えば、普通の知力の多くの人が合格できるはずなのです。

合格率を知って怖じけずくことも、あきらめる必要もありません。
そもそも、難易度の比較から受験する資格を検討するのがナンセンス。

国家資格の取得と、その資格をベースにした独立開業を目指すのであれば、まずはそれぞれの資格の仕事内容を知り、自分の興味から取得を目指す資格を決定し、その資格に合格するための専門的な勉強を行えば、遅くても数年の後には目標は達成できるはずです。


>>私はこうして行政書士に合格しました<<

行政書士の合格率とその秘密

行政書士の合格率についても少し追加して説明したいと思います。

下記は過去の合格率のデータです。

平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年
受験者 67,348 70,586 66,297 59,948 55,436
合格者数 6,095 4,662 5,337 5,508 5,597
合格率 9.05% 6.60% 8.05% 9.19% 10.10%
 

行政書士は、士業の登竜門的な試験と位置づけされていますが、それにしても合格率は低く、25年度には久しぶりに10%を超えましたが、ほぼ毎年1桁台、平均だと約7%です。
やはり法律家としての社会的責任のある立場になることから、簡単に合格できる試験でないことがわかります。

しかし一方で、受験者のレベルが高いかといわれればそうではありません。
行政書士は、受験資格がありません。だれでも受けられるのです。
そのため多くの人達が、とりあえず受けてみようか、人気がある資格だから合格できればラッキー、くらいの軽い気持ちで試験に臨んでいます。

要するに、学習量が圧倒的に少ない受験者が多いという事です。
そのことが合格率を下げる要因になっているのです。

また、行政書士試験の合否は、試験で合格点を取れさえすれば、周り受験者がどうだろうと合格できます。
ですから、行政書士試験において、合格率の低さはそれほど気にする必要のない事です。合格ラインさえ意識していればいいのです。

むしろ気にしなければならないのが勉強時間です。

先程、説明したように行政書士の受験者は、学習量が少ない人が多いようです。
ということは、学習量を増やせば、合格できるともいえます。
もちろん、ただ単に勉強時間が多いだけでは、合格することはできません。
勉強の密度も重要になってきます。それでも合格するための第一関門は、勉強時間です。
それをクリアーできるか、出来ないかで、あなたの合格率に影響してきます。

まずは良い通信講座を見つけて、学習計画を立て、それに沿って勉強できるように心がけて下さい。


>>私が使った通信講座フォーサイト<<

国家資格の難易度比較

行政書士とは国家資格です。つまり、その試験も当然、国家試験であるわけです。
「国家試験」なんて難しそう、無理! といきなり諦めてはいけません。
まずは、行政書士を他の国家資格と比べてみましょう。

行政書士は数ある〝士業〟の中でも、「士業の入り口」と称されている資格です。
難易度もそう高くはなく、比較的目指しやすい国家資格と言えるでしょう。
とはいえ、なかなかそのレベルは掴みにくいですよね。

そこで、国家資格と 各種人気資格試験の難易度を、身近(?)な例をもとに紹介しましょう!

 

■■国家試験&人気資格試験の難易度は?■■

  • 難易度:★★★★★/人気女優やモデルが彼女(奥さん)になる確率
司法試験、国家公務員Ⅰ種
⇒ 大学の法学部出身者でも合格に十年はかかると言われる試験の最難関。

 
  • 難易度:★★★★/校(社)内1の美女から告白される確率
司法書士、公認会計士、弁理士、中小企業診断士
⇒ 独立でも転職でも優位に働く憧れの資格。取得にはかなり勉強時間が必要。

 
  • 難易度:★★★/指名3回でNo.1キャバ嬢をオトせる確率
行政書士、国家公務員Ⅱ種、社会保険労務士、一級建築士
⇒ 確かに難しいが本気で取り組めば合格も夢ではないレベル。現実味あり!

 
  • 難易度:★★/自分からフッた前カノとよりを戻せる確率
教員採用試験、宅地建物取引主任者、日商簿記検定2級
⇒ 真剣に勉強すれば、比較的短い勉強時間で何とかなるレベル。希望を持て!

 
  • 難易度:★/5年付き合った彼女に求婚し断られる確率
衛生管理者、ケアマネージャー、日商簿記検定3級
⇒ しっかり勉強すれば、ほぼ間違いなく合格できるレベル。恰好の腕試し。


※あくまで私的な判断によるものです。あくまで参考程度に留めて下さい。

資格試験の難易度の実態は

行政書士は、士業の中の登竜門的位置づけで、他の法律系の資格よりも合格しやすいと説明しました。
しかし、誤解のないように言わせて頂ければ、簡単な試験というわけではありません。
どちらかといえば、数多くある資格の中でも難易度が高いほうです。あくまでも他の士業と比べてという前提を忘れないで下さい。


そこを理解できたら、行政書士の合格率を見てみます。

平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年
受験者 67,348 70,586 66,297 59,948 55,436
合格者数 6,095 4,662 5,337 5,508 5,597
合格率 9.05% 6.60% 8.05% 9.19% 10.10%

この数字をみればわかるように、合格率はほぼ毎年1ケタ台です。
さらに合格率には影響が出ていませんが、平成18年度以降試験制度が変わり、受験者の思考力や理解力を問う問題が増えはじめてきました。
そうなったことにより、もともと法律の勉強してきた受験者なら対応できる可能性はありますが、まったくの初心者は、今まで以上に法律を理解しなければいけなくなり、試験のハードルが上がってしまったのです。

これが今の行政書士試験の実態です。

しかし、さほど難しく考える必要はありません。
はじめに説明したとおり、行政書士は、法律系の資格の中でも登竜門的な試験ですので、それほど凝った問題ばかりが出るわけではありません。
基礎的な問題をしっかりとこなしていけば合格点に達しますし、法律を理解するための正しい勉強をすれば、十分に対応する事は可能です。

しかも合格率の低さを言わせて頂ければ、行政書士試験全体のレベルは決して高くない上、受験者数が多いので合格率が低く見えるだけで、合格率の低さがその分試験の難易度に反映されているわけではないのです。

行政書士の試験は、合格点に達する事を考えれば良いのです。
法令等科目の得点が満点の50%以上、一般知識等科目の得点が満点の40%以上、全体の得点が満点の60%以上。合格率よりも合格基準のほうが大切です。

合格率は、あくまでも全体の比率なので、低い高いは、関係ありません。

まずは試験に合格しましょう

ここまで、読んでくれたと言うことは、行政書士に対して強い興味が湧いてきたのだと思います。
そこで次に考えなければいけないのが、行政書士の試験に合格することです。

行政書士の試験は、合格率が毎年1桁台で、年によっては2%台の時もあります。
つまり難易度が高い試験だと言えます。
それではここで、行政書士の試験情報から攻略法を考えていきたいと思います。

試験は、
■全60問:満点300点中、合格点180点
■法令科目(出題数46題:満点244点、合格点72点)
憲法(28点)、行政法(112点)、民法(76点)、商法(20点)、基礎法学(8点)
■一般知識(出題数14題:満点56点、合格点22点)
政治・経済・社会(24点) 情報通信・個人情報保護(20点)、文章理解(12点)

このデータは、行政書士の試験科目とその配点、そして合格基準をまとめたものです。
まず合格基準で言えば、
総合で180点取らなければいけなく、
尚且つそれぞれにも合格点が設けられていて、
法令科目は72点、
一般知識は22点とらなければなりません。

なお、余談ですがその年によって若干合格基準が変わります。

次に科目別の配点を見てみると、行政法が112点、民法が76点となり、法令科目のほとんどを占めます。
一般知識は文章理解の配点が若干低いですが、それでも各科目満遍なく配点が分かれています。
ここまででわかることは、行政書士に合格するための基準はそれほど高くなく、行政法と民法、それに一般知識を攻略すれば合格できると言うことです。

このデーターだけでは何とかなりそうな感じがしますが、現実は、10人に1人も合格できない試験なのです。
それでは、何故そこまで合格者が少ないのかと言うと、原因は色々ありますが、その一つは、試験範囲が広く勉強するのが大変だと言うことです。
その上、問題のレベルも年々上がり、一昔前のように暗記中心の勉強では対応できなくなり、法律を理解しなければいけないような思考力を問う問題が増えはじめています。

合格するための具体的な方法は、次のページで説明しますが、まずは、行政書士を攻略するための方法をここで理解してください。
その勉強を中心にすることになるはずですから。


>>私が合格した学習方法<<

約7万人の受験者。10%未満の合格率。

私が最初に行政書士試験の勉強を始めたとき、相談した先輩に、行政書士を受験するなら、合格率は見ておいたほうがいいよ、と言われました。
「キミがこれまでに経験した、どんな試験よりも合格率は低いはず」なんて脅かされてから調べたので、心の準備ができていましたが。それでも、最初の印象は、合格率低いなあ…というものでした。

受験者数 合格者数 合格率
平成16年度 78,683 4,196 5.33%
平成17年度 74,762 1,961 2.62%
平成18年度 70,713 3,385 4.79%
平成19年度 65,157 5,631 8.64%
平成20年度 63,907 4,133 6.47%
平成21年度 67,348 6,095 9.05%
平成22年度 70,586 4,662 6.60%
平成23年度 66,297 5,337 8.05%
平成24年度 59,948 5,508 9.19%
平成25年度 67,348 6,095 10.05%
平均しても7%、低い年には2%台まで落ち込む合格率に、“厳しいなぁ”という率直な感想を持ちました。
受験者数が7万人を超えていることも驚きでしたが、合格率は驚きというか脅威というか……

ただ、諦める気はさらさらなかったので、勉強をはじめたのですが。最初は独学で勉強するのを選んでしまいました。
そのとき、最初から先輩のアドバイスを聞いていれば、2度も不合格になることもなかったのでしょうが、今となっては後の祭りですね。


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行政書士試験の合格ライン

引き続き、行政書士試験に関して述べていきましょう。

試験科目は、大きく分けて法令等(46題)と一般知識(14題)の2つ。
出題数は合計60題で300点満点となります。

300点と聞くとヘビーな印象を受けますが、実は60%の180点が合格圏内
つまりは100点満点にして60点で合格ということなのです!
60点で合格と考えると、合格が現実味を帯びて来ませんか?

注目は科目別の配点比率

合格点に続いて注目したいのが、各科目に設定された配点比率の存在です。
実はこの配点比率こそ、試験勉強に関わる重要な情報!
比率に基づいて勉強を効率よく行うことで、合格への道のりはうんと近くなるでしょう。

《各科目の配点比率》

  • 法令科目/行政法:92点、民法:76点、憲法:28点、地方自治法20点、 会社法16点、基礎法学8点、商法4点
  • 一般知識/56点


上の比率を見ると、かなり科目で比率が異なることがわかると思います。
これは、国家試験とはいえすべてを満遍なく回答できる必要はなく、また、 理解度を求められる科目とそうでない科目が存在することを示しています。

となれば、配点比率が高く設定される、行政法、民法、一般知識の3科目が重要であることがわかります。
この3科目に勉強時間を割くことが合格への 近道である一方、この3科目で得点を稼げない限り合格は遠いといえます。

多分、このサイトをご覧になっている方の多くは私同様、社会人かと思います。
となれば、仕事をしながら試験勉強する際に、最も重要なのが効率です。
みなさんも、配点比率に考慮しつつ効率的に勉強を進めて下さいね!


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なぜ行政書士を目指すのですか?

他の資格と行書士資格との「難易度」を比べてみると…

司法試験は別格ですが、新しい制度が導入され、少し易しくなったと言われています。とはいえ、受験資格自体ハードルが高く、頂上(合格)は依然としてはるか雲の彼方に。

受験資格に制限がないものとしては「司法書士」が難しい試験の筆頭です。
7月に筆記試験があり、10月の口述試験を経て合格が決まります。試験では憲法や民法、商法、刑法の知識、不動産登記や法人登記などの幅広い分野の知識が問われます。

次に難しいとされているのが「社会保険労務士」。
これは受験資格として学歴や実務経験などの規定がありますから、まずは自分が当てはまるかどうかを調べなければなりません。試験科目は労働基準法や雇用保険法、厚生年金法、国民年金法など。変化の多い社会保険関連の法律に携わるため、受験前はもちろん、合格後も日々勉強に追われるそうです。

その次にランクされるのが「行政書士」で、受験資格は特にありません。
「行政書士の業務に関する法令などの問題(選択・記述式46問)」と「行政書士の業務に関する一般知識など(選択式14問)」が問われます。受験年度の4月1日現在で施行されている法令から出題されますから、その辺りは注意が必要ですね。

他にも「弁理士」「宅地建物取引主任者」「ファイナンシャルプランナー」(FP)などさまざまな資格試験がありますが、受験資格や試験科目はまったく別モノです。
つまり、行政書士の難易度を調べようとしても、他の資格との比較ではわかりません。合格率に違いはあっても、「行政書士が○○より難しい」とか「今年は○○を受けたほうが良い」という基準にはならないのです。

自分がどの分野に興味があり、どんな仕事をしたいのか? これまでの経験を生かせるのは? 独立開業で稼げるのは? といったことを念頭に目指す資格を検討するしかありません。
目標が決まれば、それに向けて勉強するだけです。

資格試験の合格率の低さの秘密

行政書士の合格率はここ数年1桁台をキープしています。平均しても7%弱でしょう。
低いときには2%台の数字をたたき出すこともあり、それだけ難易度が高い試験だということが伺えます。

しかし何故こんなにも合格率が低いのでしょうか?
ただ単に「試験が難しい」というだけのことでは片付けられません。

合格率を考えるときには、受験者のレベルを考える必要があります。

行政書士の試験は受験資格がなく、年齢、性別、国籍問わず誰でも受けることができるので、 受験者のレベルにもばらつきが生じるのです。

本気で合格をねらって勉強している人、お試し試験として受験する人、合格したいが勉強が出来ていない人、勉強方法がわからず実力が上がってこない人など様々なケースが想定されます。
つまり受験者全員が本気で合格を狙っていて、それに届くだけの学力が全ての人にあるわけではないのです。


例えば、最高峰の試験といわれる司法試験の合格率は、制度が変わってから、最新のデータでは20%台後半の合格率をたたき出しています。

でも行政書士の試験が司法試験より難しいとは考えられないでしょ!


そう考えれば、行政書士の合格率は低いですが、決して手の届かない試験ではありません。
そのことを まず認識してください。それに行政書士は、士業の登竜門的位置づけで、社労士や司法書士などと比べても合格しやすい試験でもあります。

かと言って簡単に合格できる試験ではありません。しっかりとした試験対策が必要です。
しかし多くの不合格者はこの試験対策を知らないばっかりに必要のない勉強に手をだし、無駄な時間を使ってしまっている人がいると感じています。


ここでは私が、実際に勉強をして、合格した体験から得た、行政書士の試験勉強に 絶対必要な条件をお伝えできればと思っています。
今回からは、リアルに考えてほしかったので、会社員時代の体験、苦労話など、行政書士になるまでの話も書いていきたいと思っています。

ぜひ行政書士の試験に合格するヒントを得て、「どうすれば合格できるか?」という不合格難民が少しでも減ってくれることを願っております。